
のど(咽頭・喉頭)
悪性腫瘍等の早期診断を目指して特殊内視鏡を用いた診察
3大死因の一つである悪性腫瘍(がん)、耳鼻咽喉科領域の悪性腫瘍も例外ではありません。
上部消化管(食道、胃、十二指腸)下部消化管(大腸)は内視鏡による検診、胸部はCT,もしくはX線写真での検診が普及していますが、耳鼻咽喉科領域に関して、がん検診は普及しているとは言えません。

声がかれている(嗄声)
声が出にくい
・急性声帯炎
かぜ症状で声が枯れるのはこれです
・声帯結節
声の使いすぎ、発声の仕方が悪い人、声を使うお仕事の方、
幼児、学童期の子供(特に男の子)
・声帯ポリープ、声帯嚢胞
・声帯萎縮
多くは加齢変化、時に若い人も
・ポリープ様声帯
喫煙者(特に女性)
・声帯麻痺(多くは反回神経麻痺)
声帯の動きが麻痺する。
原因を調べることが必要です。
特発性のものは自然治癒もあるが、時に改善しないものも。
手術で声を改善することができます。(他の施設で手術を
行います。)
・喉頭がん(特に声門がん)
喫煙者が大半。早期発見で声を温存することが重要です。
など
その他
のどが痛い
・急性咽頭炎
多くは軽い痛み、かぜ症状の一部
・急性扁桃炎
細菌性のもの、ウイルス性のもの
・扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍
細菌性の扁桃炎が悪化した状態
嚥下障害を伴い摂食不良(食事が取りにくい)
時に入院が必要
・咽頭異物
魚の骨が刺さったなど
高齢者のPTP異物(薬のパッケージのこと)
部分義歯(入れ歯)
信じられないと思いますが、あるんです。時々ですが
・急性喉頭炎、急性喉頭蓋炎
急性喉頭蓋炎は窒息することもあり、時に入院が必要
・悪性腫瘍
上・中・下咽頭がん、喉頭がん
早期発見が重要です
飲み込みにくい
(嚥下障害、嚥下困難)
・急性扁桃炎
細菌性のもの、ウイルス性のもの
・扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍(膿がたまる)
周囲膿瘍は開口障害(口が開かない)
嚥下障害を伴い摂食不良(食事が取りにくい)
時に入院が必要
・咽頭異物
魚の骨が刺さったなど その他異物
高齢者のPTP異物(薬のパッケージのこと)
部分義歯(入れ歯)
・急性喉頭炎、急性喉頭蓋炎
・悪性腫瘍
中・下咽頭がん、喉頭がん
がんは、痛みより食事が通らない、飲み込みにくいといった
訴えのことが多いです。 早期発見が重要です
息が苦しい
・咽喉頭異常感症、咽喉頭神経症
多くは異常がないが、時に悪性腫瘍などがある
また逆流性食道炎でも
・アデノイド増殖症
・いびき、睡眠時無呼吸
など
・扁桃周囲膿瘍(膿がたまる)
周囲膿瘍は開口障害(口が開かない)
嚥下障害を伴い摂食不良(食事が取りにくい)
時に入院が必要
・急性喉頭炎、急性喉頭蓋炎
・悪性腫瘍
中・下咽頭がん、喉頭がん
早期発見が重要です
など